愛加那
奄美大島の名門、龍家の娘で、西郷隆盛が奄美大島に蟄居を命ぜられ、奄美大島龍郷で隠遁生活をしていたおりに知り合い、結婚。
一男一女をもうけるが、島の掟で西郷が鹿児島に帰る時には島を出ることを許されず、子供たちが二人とも鹿児島の西郷家に引き取られた後も、島妻(島の言葉でアンゴと言う)として、奄美でその一生を送る。
長男、西郷菊次郎は、長じて台湾宜蘭庁長官、京都市市長にもなった人物である。
萩原かおりとの関係
萩原は、祖父が二人とも奄美大島出身で、特に母方の祖父は、愛加那の流れを汲む家系の出。萩原が奄美大島を訪れた時に調べたところでは、萩原と愛加那とは7親等の関係であった。